前回に引き続いて、もう作られていない素材を使ったアクセサリーのご紹介です。
ウランガラス、ヴァセリンガラスともいわれる紫外線に発光するガラスです。微量にウランを入れて色をだしています。普通には黄色やグリーンが多いのですがピンクや青や茶もあるようです。乳白色で薄い黄緑もあります。古いビーズ物で普通に仕入れた物がブラックライトに光るとワクワクします。だんだん、ネックレスを見ただけでウランガラスか分かるようになります。
写真はアートガラス、ウランガラスなどのミックス。Circa1920
蛍石、フローライトというナチュラルに光る石もあります。こちらは昼間の紫外線をためて夜、光るらしいです。
面白い文を見つけました。
昔は紫外線ランプはなかったが、夜明け前の空が青色のときには空には紫外線が満ちているので、この時にウランガラスが蛍光を放つ事によりこの特徴が知られる様になった。(wiki抜粋)
という事はブラックライトがない時代は夜遅く朝方に光るという事でチャールストンを夜どうし踊ったモガの胸元のネックレスが妖しく光る!のが想像できます。
「ウランガラス」というと、放射線障害など危険なイメージで受け取られやすいが、実際のウラン使用率は1g程度つまりグラス全容積の0.1%ほどであり、放射線量の目安はグラス100gあたり数千~1万ベクレル程度と、必須ミネラルのカリウムにわずかに含まれる同位体のカリウム40の体内蓄積量(代謝の関係で、蓄積量の変動は少ない)から放射される内部被曝のベクレル量と同程度で、人体への危険性は、基本的にはわずかであると考えられている[2]。(wiki抜粋)
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